今回は断食について考察してきます。断食ダイエットの効果や方法、回復食のおすすめメニューや「好転反応」頭痛への対処法について詳しく説明していきます。
断食はその名の通り、基本的にカロリー摂取を一切しないので体内からエネルギー源がなくなりますので、当然体に負荷がかかります。体に良いことばかりではないので、自分の目的にあった効果が得られると判断した場合のみ、期間を決めて行うようにしましょう。
断食ダイエットの効果
断食でダイエットをすることで以下3点の効果を得ることができます。特に普段からお腹いっぱい食べている人は効果を実感できるかと思います。
効果①便通が改善する
普段からお腹いっぱい食べている人は、胃腸がフル稼働している状態になります。ですので、断食によって一時的に胃腸の働きを休めてあげることで、細胞が修復されて胃腸本来の「老廃物を体外に排出する機能」が回復します。
これがいわゆるデトックス効果です。また蠕動(ぜんどう)運動により、便通がかなりよくなるとも言われています。
効果②メンタルが整う
皆さん、何か悩みはありませんか。断食はつらいですが、乗り越えた先には悩みはどこかに吹き飛んでいることでしょう。
胃腸がフル稼働しているときは副交感神経が優位になりますが、眠くなるのもこの影響になります。逆に、空腹時は交感神経が優位になりますので、乱れた自律神経が整い、精神面も安定する、という仕組みです。
また、常に何か口に入れてないと落ち着かない、という場合もその悪習慣を断ち切るチャンスになるかもしれません。
効果③お肌の調子が良くなる
①の効果と被りますが、衰えていた胃腸の機能が回復すると、老廃物が体外に排出されやすくなります。体に老廃物がたまっている状態ですと、肌に悪影響を及ぼしてしまうので、お肌をきれにしたい方にもおすすめです。
断食ダイエットの方法
次に具体的にどうやって断食をやるべきか、二つの方法をご紹介します。初めての方は①プチ断食から始めてみることをお勧めします!
断食の方法:①プチ断食
一つ目は、固形物を何も食べない時間を16時間程度つくる方法になります。
一番実践しやすいタイミングとしては、「夕食を食べてから次の日のお昼まで我慢する」というやり方です。普段から食が細い人は無意識的にプチ断食しているかもしれませんね。
断食といっても水や塩分をとらないとすぐに体調が悪くなってしまう危険性があるので、経口補水液やスムージーで上手に補給してあげましょう。
そして断食後は消化に負担のかかるお肉や油物は控え、お粥や納豆、みそ汁など和食系で攻めましょう。
断食の方法:②ガチ断食(2日~3日)
プチ断食なんて中途半端なことはしない!!というあなた、ガチの減量に取り組んでみましょう。(こんな記事を書いておいてあれですが、お勧めはしません)
2日~3日、無理のない範囲で断食してみましょう。プチ断食と同様に、水分や塩分、ファスティング用の酵素ドリンクなどはしっかり摂取するようにしましょう。
まだ、断食中は一時的に代謝がよくなっているため、ランニングなどの軽い運動をしてあげると脂肪燃焼効果も期待できます。
プチ断食と違って胃腸がかなり敏感な状態なので、断食後の一日は普通の食事は避けて、以下のような胃腸に優しい食べ物で攻めましょう。基本的に和食を選ぶようにすると脂質が控えめなのでお勧めです。
- 野菜ジュース、果物ジュース
- おかゆ、ご飯、オートミール
- みそ汁、コーンポタージュ
- 野菜の煮物
- ハーブティー(カフェインは刺激物なので控えましょう)
断食中の頭痛への対処方法
断食中に「好転反応」と呼ばれる体調不良のタイミングが来ます。これは、慢性的に疲労していた筋肉がほぐれることで、大量の老廃物が血中を流れることが原因と考えられています。
一時的なものではありますが、辛いときは以下の方法を試してみましょう。
- 水分をしっかり摂取する(老廃物の排出を促進する)
- 暖かいぬるま湯につかる(発汗して代謝を促進する)
- 運動をする(老廃物の排出を促進する)
- 寝る(つらいときは何も考えず寝ましょう)
最後に
断食の効果や方法について解説してきましたが、断食をやる気になりましたか?
ちなみに期待される効果と辛さを天秤にかけたとき、私は正直やりたくないです。過去に何度かチャレンジしましたが、最近はトレーニングを優先させています。二日間何も固形物を食べないのはけっこうきついので、初めての方はプチ断食からチャレンジしてみましょう!
レッツ断食!!