一気にベンチプレス100kgを上げる裏技?挙上重量を伸ばす秘訣

とにかく何でもいいから早くベンチプレス100kgを挙げられると言いたい!
そんな人も多いと思います。かく言う私もそうでした。
そんな私が4カ月でベンチプレス100kg挙げることができた基本的な考え方をお伝えいたします。
あくまで筋肥大を目的としている方には、こんな仕組みかあ、ぐらいに読んでいただければと思います。とは言え、重量上げることは筋肥大に直結するので、読んでおいて損はないかと思います。

挙上重量が上がる理由

なぜ挙上重量が上がるのか?それには大きく3パターンの理由があります。

持ち上げる技術の向上

最初はこれが来ます。
筋トレを始めた頃は、どう力を入れれば持ち上がるのかわからないままバーベルを持ち上げることになりますが、何度も繰り返しているうちに、フォームが改善されて、ぐんぐん重量が挙がっていきます。

中枢神経系の作用が低減する

通常人間の身体は大きな力を出しすぎないように、中枢神経系がブレーキをかけています。
しかし、筋トレを継続的に実施することで、中枢神経系のブレーキが低減していきます。
結果として、筋トレ初期は動員できる筋肉量が増加していくため、重量が増加しやすくなります。

筋肥大

ようやく筋肥大です。筋トレによって筋肉量が増加すると筋力もアップするので、もちろん重量は上がります。筋トレを開始して、90日ぐらい超えてから筋肉が本格的に大きくなります。
一方で、90日経ったぐらいから重量が上がるスピードが遅くなります。
なぜなら、技術の向上と中枢神経系のブレーキ低減のボーナスタイムがなくなり、筋肥大のみが重量の増加要素となるからです。
ここで踏ん張って、筋トレを継続しましょう!異形な身体への道が開けます。

どこを意識して、ベンチプレス100kgへの最短距離を進んだか?

察しの良い方ならすでにわかるかもしれませんが、中枢神経のブレーキ低減を意識的に行っていきました。
当然ある程度の筋肥大は必要ですし、筋肥大させるために筋トレをしているので、通常のトレーニングのなかに中枢神経のブレーキを減らすメニューを混ぜていきました。
では、説明していきます。

常に自分の限界を出し続ける!補助ベンチプレス

中枢神経のブレーキを低減するということは、つまり重さに身体を慣らすということになります。
そこで友人の補助をもらいながら、自分が持ち上げられる重量のプラス5kgの重量を5rep×3セットを1週間に1回行うことにしていました。
一緒に筋トレをしてくれる人が周りにいない!という方もいると思います。私も一人でトレーニングしないといけない時期がありました。

その場合は、少し手間ではありますが一人で自分の最大挙上重量よりすこしだけ重い重量で、何とか一連の動作を行って潰れる、という動作を3回ぐらいやるだけでも随分重量が上がりやすくなりますので、お試しください!

実際のトレーニングセット例

胸トレは基本中2日で、週2回程度行っていました。
そのため、1人でのトレーニングが1日、友人とのトレーニングが1日という配分になります。(100kgを挙げる直前重量で記載してます)

1人でのトレーニングDAY

  • ダンベルプレス 34kg×8rep×3セット
  • ダンベルフライ 26kg×8rep×3セット
  • インクライン・ベンチプレス(スミス) 70kg×8rep×3セット
  • ペックフライ 72kg×8rep×3セット

筋肥大を意識したトレーニングセットを組んでいました。
重量が上がらない原因が、バーベルを胸からぐっと上げるタイミングなら、挙げたいベンチプレスの1/3ぐらいのぎりぎり上がる重量で、ダンベルプレスを行ったり、最後の押し上げ部分が上がらないときは、インクラインの上げ際を意識したりしていました。

友人とのトレーニングDAY

  • ベンチプレス(補助あり) 102.5kg×5rep×2セット
  • ベンチプレス 90kg×5rep×3セット
  • ダンベルフライ(補助あり(最後2回ぐらい)) 28kg×8rep×3セット
  • ケーブル 持ち上がる重量×12rep×2セット(上部、中部、下部)

中枢神経系のブレーキを低減することを意識して組んでいました。
補助があるので、限界まで追い込むことができるので、合トレ(合同トレーニング)はぜひ活用していきましょう。

100kgまでの重量推移

最初の1か月

ぐんぐん重量が上がっていき、筋トレが楽しくて仕方ない時期です。
ケガをしないように注意しながら取り組んでいました。

・筋トレスタート時 60kg
・2週間目 65kg
・3週間目 70kg
・4週間目 75kg

2~3か月目頃

ここから重量が上がるペースがぐっと落ちました。
2~3週間に5kgアップとなりました。
これまでの説明からいくと、フォーム改善と中枢神経系のブレーキ低減のボーナス効果がなくなった感じです。

・6週間目 80kg
・8週間目 85kg
・10週間目 90kg
・13週間目 95kg

4か月目

ようやく100kgがあがりました!
最後の5kgは1か月かかりました。4カ月から微妙に1週間ビハインドしてますね、、、ここは許してください笑